それを愛と呼ぶだけ
2020.02.20
歌/詞/曲:まふまふ
貴方(あなた)の言葉(ことば)が 貴方(あなた)の記憶(きおく)が
僅(わず)かな世界(せかい)を満(み)たして
映画(えいが)の終(お)わりに 数分(すふん)あるような
心地(ここち)よい今日(きょう)だ
手(て)に取(と)る運命(うんめい)は 手放(てばな)す運命(うんめい)が
増(ふ)えていくだけ
そんな小(ちい)さな綻(ほころ)びに 気(き)づいていたのに
心(こころ)が身体(からだ)を見落(みお)とすまで
明日(あす)のない世界(せかい)へ行(い)くまで
失(うしな)うひとつを数(かぞ)えること
それを愛(あい)と呼(よ)ぶだけ
愛(あい)と呼(よ)ぶだけ
貴方(あなた)の笑顔(えがお)も瞬(まばた)きひとつで
見(み)えなくなるくらい未熟(みじゅく)だ
それなら元(もと)より愛(いと)しい仕草(しぐさ)を
知(し)らないままがいいなあ
過(す)ぎ去(さ)る生涯(しょうがい)を 変(か)わらぬ後悔(こうかい)を
命(いのち)というから
どうしようもないほどに
貴方(あなた)に惹(ひ)かれているのだろう
この手(て)を伸(の)ばせど届(とど)かぬ向(む)こう
夢(ゆめ)を見(み)るより遠(とお)くまで
去(さ)り行(い)く貴方(あなた)を求(もと)めたこと
それを愛(あい)と呼(よ)ぶだけ
愛(あい)と呼(よ)ぶだけ